25Dec
たまには真面目なお話を(^_^;)
原油の急激な下落とウクライナに関する経済制裁でロシアのルーブルがかなり安くなっています。ロシアの中央銀行は、通貨の価値を守るために政策金利を年10.5%から17.0%へと大幅に引き上げましたが、その甲斐もなくその後もドンドン下げました。しかし、最近ロシア政府が政府系の輸出関連企業に対して、外貨建て資産の保有高(ネットベース)に上限を設定したことで一時期1ドル=80ルーブルだったのが、1ドル=約53ルーブルまで上げました。
しかし、何故にここまで原油が安くなっているのか。ひとつはシェールガスの台頭、ひとつは世界的な経済の失速、そしてOPECの足並みが揃わないこと、などが挙げられてます。OPECが減産に踏み切らない理由はサウジアラビアがシェールガスに対抗するためではないかと言われてます。
理由はよく分かりませんが、日本にとっては短期的には原油安はありがたい話ですが、このまま原油安が続けば産油国始めその他の資源国まで景気が悪化していきます。アベノミクスへの逆風にならなければいいですけどね。

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