29Apr

4月上旬に仕掛けたスズメバチトラップにオオスズメバチの女王蜂(と思われる)が掛かりました。若干折れ曲がって4.5cmなので全長は5cmはあるでしょう。この時期はオオスズメバチの女王蜂が冬眠から目覚めて巣を作るために餌場となるいい場所を探します。
オオスズメバチは女王蜂のみが越冬可能です。そして越冬から目覚めたら一匹で巣作りを始め、産卵、子育てをして群を少しづつ大きくしていきます。子が育ち代わりに子育てや巣作りをし始めるまで女王蜂一匹で奮闘しなければなりません。そんなオオスズメバチの女王蜂を捕まえるのは気が引けるのですが、今やっておかないとお盆明けにはオオスズメバチの猛攻を受けることになります。昨年はそんなことを知らずにミツバチの群勢を強くすることばかりに気をとられていて、9月頃に合計で8000匹ほどミツバチをやられました。おかげで越冬できるかどうかわからない状態に追い込まれました。
結局、6郡中1群はダニが原因で駄目でしたが、5群越冬出来ました。今年は春先になるべくオオスズメバチの女王蜂を捕まえることでお盆過ぎのオオスズメバチ対策が楽になることを期待してます。
「永遠の0」で有名な百田尚樹氏が書いた「風の中のマリア」はオオスズメバチの一生を描いた作品です。オオスズメバチの生態を余すところなく書いてあって学術書としても読み応えがあります。

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