18Jan
今回はアピスタンの特徴を記します。
アピスタンはフルバリネート系の薬です。です、と言ってもフルバリネートって何?となりますよねw
フルバリネートは「ピレスロイド系殺虫剤であり、その 作用機構は、神経膜のナトリウムチャンネルの開放時間を延長又はGABA受容体 にγ-アミノ酪酸の拮抗剤として作用し神経伝達を抑制するものと考えられる。 本邦での初回登録は 1987 年である。」と環境省のサイトにありました。ますます分かりませんwww。
ま、そんなことはどうでも良くて、まず購入方法は日本農薬株式会社から購入します。確か最初は電話をして色々話をしてからになります。一度購入すると製品と一緒に次回購入用のはがきが送られてきます。
使用時期ですが、採蜜前には使えません。蜂蜜に残留するからです。
アピスタンはミツバチについているダニに効くだけでなく、有蓋巣房にも効きます。蓋がしてある巣房に効くのはこのアピスタンと蟻酸とチモールだけです。アピバールなどは有蓋巣房には効果がありません。つまりアピスタンは産卵時期でも効果が高いです。私は基本的に夏から秋に使うようにしています。
また、アピスタンは蜂蜜に残留しますが蜜蝋にも残留します。使用方法をきちんと守っていてもこの蜜蝋への残留が耐性ダニが出現する要因だと個人的に思っています。残留しているアピスタンにダニが徐々になれていくことで耐性を身に付けるのでしょう。6週間以上使うのがだめなのも同じ理由だと思います。効果が薄らいでいく中で死なないダニが徐々に耐性を持ってしまうのが原因だと思います。巣枠は2~3年使ったら新しい巣枠に替えるほうがいいでしょう。
私のところでは用法をきちんと守っていたにも関わらず、今年はアピスタンが殆ど効いてません。おそらく蜜蝋への残留のせいではないかと・・・。今年、あまり効かないことで蜜蝋への残留が問題なのだと気づきました。

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